呼吸すること

 

mistnotes.hatenablog.com

 昨日、ネガティブな思考がループして最悪な気分だったときに、このことを思い出して5分間ほど、呼吸だけに意識を向けていたら、ものすごい簡単に落ち着くことができた。たまたまだったのかもしれないけど、改めて呼吸や、そのための姿勢のようなものについては考える余地があるように思った。

とはいえ、風邪と同じように予防と治療があるのだとすれば、これは治療的な考え方だ。だから、そもそもの予防について考える必要もあるが、基本的には”人にやさしくする”というルールがあれば、結構万能かも、みたいなことを想っている。

この”ひと”というのは自分も含める。”自分と自分の好きなひと”を中心に広がるものだ。ネガティブで最悪な気分なのに積極的に抜けようとしない、状況がわるいのに動こうとしない、そういうのは自分に優しくないからだ。優しくない根底の理由は自己肯定感が低い(好かれているとか嫌われているとか意味があるとかないとかそういう理由とは関係なく、”そこにいて良い”と思える感覚)ことであって、自己が受容できなければ、他人に対しても優しくなくなる。

この”やさしくする”という言葉は寛容になるということで、他者に寛容になれば自分にも寛容になる。ようするに、上手く切り分けることなんてできないから最初からそうしておけばいいんだよ、って話。

このやさしさというのは存在の肯定であって行動の肯定ではない。行動や思考の差異なんていうのは存在の前では大したものではない。