心地のよい3つの感情
誰にとっても、その人にとって相性の良い感情がある。その感情があるために動くことができて、その感情のために頑張ることもできる。
感情というのは強ければ強いほど良いというものでもなくて、自分自身の性格にあわせて心地のよいサイズのようなものがある、ということに最近気づいた。
僕にとって心地のよい感情、自分の足を重くしたり気分を害することのない感情は主に3つあるのではないか、と最近は考えている。それは何となく「楽しいこと」「落ち着くこと」、そして「困ること」だ。
この何となく、というサイズ感が重要で、大げさになるとすぐに不安になる。逆にいうと、大きなことやハードルが高いことでも「それはちょっと困るかもな」くらいに考えた方が、緊張せずにすぐに動くことができる。
1.楽しいこと
楽しいという感情はわかりやすい。楽しいことも良いが、それ以上に「楽しみなこと」が動作や気分を軽くさせる。「楽しもう」と意識的にするよりも、楽しいことを色々なところに予定として置いておくことによって勝手に心地のよい気分が生まれる。
気分というのは意識的に操作することが簡単ではないけれど、気分に良い影響を与えることをあらかじめ用意しておくことは、それに比べるとやりやすい。
2.落ち着くこと
ゆったりとした音楽、習慣的な動作、そういうものが心地よいのはそれをすることによって落ち着くことだ。僕にとっては何かを考えることも、不安を和らげるという意味で「落ち着くこと」に分類される動作であった。落ち着くことは何の抵抗もなくに、すぐにとりかかることができる。落ち着くことに比べれば、楽しいことと、困ることは、少しだけ想像力が必要な分、敷井が高い。(といっても、それほど変わらないけれど。)
3.困ること
困ることについては上記のポストで記述した通り。ちょっと困るくらいの軽いノリの方が、自分にとっては動きやすい。
自分は自然に動けているとき、または続けているとき、この3つの感情的要素が良い感じにミックスされているような気がする。自分にとって好きなものというのも、つまるところはそういう心地よさがバンドルされたものなのではないか。
ということで、何か方向性を定めるときはこの3つの感情について思い出してみると余計なストレスを感じないで動きやすいように思いました。(15m)