何かを考える必要はない

僕は何もやらないで考えているふりをしている時間が多いので、このことについては、ちゃんと必要のないことなのだと、一度意識する必要があるだろう。今これを書いている瞬間にも、その他にいくらでも紙やブログに書いてまとめたいことがキリがないくらいあるし、同じ理由でTwitterに書きたいこともあるのだけど、こういう風に何かを考えたり、何かについて感想を述べる時間というのも基本的には不要なものなのだ。

そもそも、なぜ考えるのかというと、これは僕が好奇心が強いわけでも、上昇志向なわけでも、ましてや頭が良いからでもない。そう思い込むことが自分にとって良いことなのであればそれでも良いのだけど、実際のところは違うだろう。

 その理由は単純に僕が臆病で不安を感じることが多いからだと思う。実際の生活で、何かを気にしたり、悩むことというのはほとんどないと思っているけれど、人一倍保守的で怖がりなのだ。だから、なにかを考えることで曖昧な部分を消したり、不安から逃れようとしている。おそらく、そういうことなのだと思う。

ただ、頭も良くないし、論理的な思考も苦手であって、はっきりいって時間の無駄なのだ。だから頭に浮かんでくることをわざわざ整理する必要もない。それが現れてもそのまま消してしまってよい。僕自身を含めて、もう誰も必要としていないので、それを捨てることを惜しむ必要はないのだ。(10m)